IE9ピン留め
海街diary2 真昼の月
海街diary 2 (2) (フラワーコミックス)
吉田 秋生 / / 小学館
ISBN : 4091670377
スコア選択: ※※※※※

たまたま通りがかった本読みさんのブログかプロの書評か、、、
元ネタを失念しつつも「日本のマンガに比べて日本の小説のスケール感の
小ささ、想像力の狭さ」みたいな事を嘆いていて、何の作品に対しての評価
かも忘れてしまったのですが、この吉田秋生の新作を読んでそんな事を
思い出しました。

一巻目はラヴァーズキスのような大連載の間の小作品といった趣きなのかな
と思ったのですが、2巻目に入り人物の相関も濃厚になってきたなぁと思います。
フォークナーのヨクナパトーファサーガならぬ、鎌倉サーガと言ったら大げさだけど。。

それぞれの登場人物がそれぞれの人生を抱えていて、主役を補完するだけの
登場人物ではなく視点が変わっても語るべき濃密なストーリーが紡がれて行く、
これだけの深みがある最近の日本文学の書き手ってなかなか思い浮かばない
なぁと(自分の不勉強を棚に上げ)冒頭の文学を凌駕するマンガ作品の一つ
なのではと、んで吉田秋生ってすげえ作家だなぁと思いました。

「ラヴァーズ・キス」の若さゆえの苦さ、恋愛の喜びと辛さから「海街diary」
の奇麗事ではなく生活すること、営みのなかで育まれる絆が描かれる事に
なんとなくシフトして見えるのは作者がそれだけ齢を重ねているのか、自殺、病死
など「死」に関する描写がより自然に物語のなかにおちているような気がします。

まだ未完の作品に対して早急な評価かもしれないですけど、
すごい傑作だと思います。。
# by zandacross | 2008-10-29 01:49 | マンガ
啓示
内定断ってしまったけど、後悔はしてないぜ。
でも断りの電話を入れるた後はうわ〜、もったいねぇ、やっちゃったか、俺?
と思ったのも事実。

妥協するよりかは跳んで落ちてみよう、後悔はしないように。

購読している日経新聞も読まなきゃならんなぁと思いながらも、
まったく読む気がしなくて、久しぶりに開いてみたら女性指揮者の
西本智実さんのインタビュー記事に目が止まる。
以下グッと来た所抜粋
「(ヨーロッパの仕事のオファーがきて)このような転機はいつも
突然にやってくるものなので、準備万端で臨めることはありません。
転機はチャンスになるかもしれないし、ピンチになるかもしれませんが、
今まで歩いて来た道や積み上げて来た経験に自身を持つことができれば
きっと転機をチャンスにすることができると思います。これまでの
自分があるから、今の自分がある。そう強く思うことができれば
いろいろなことをのりこえていけると考えています。」
「(指揮者をするうえで女性ということで苦労したのではという問いに)
〈〜略〉女性だから苦労したり得をしたりと思われるのは、
私の指揮者としての未熟な部分の一つだと思っています。」

・・・今の俺にはものすごく響く言葉です。やっぱり自分の下した決断に
迷ったけど。ホントに自分の経験や歩いて来た道を信じることが
出来るようになったから今回前に進めたんだろうなぁ。

なんだろう、、偶然なのか自分がそういう言葉を引き寄せているのか、
今日も本屋に行っていつもなら手に取らないような岡本太郎氏の
言葉集を手に取ってみたら、あまりの生命力の躍動に不意に落涙しそうになる。
太ゴBの印刷された文字がこれほど人の心をうつのか、とらえるのか、
そこには生きることに格闘してきた人間のことばがものすごい純度で
なんの奇や衒いもなく書かれていて、錯覚かもしれないけど
ものすごく肯定してくれている気分になれたからなのだろうな。

「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。
やってごらん。」
# by zandacross | 2008-02-21 01:51 | 日記
オリゴ


映画「かもめ食堂」で小林聡美演じるサチエさんが使ってた
iittala社origoのマグカップ、俺も使うてます。(影響されやすいから。。。)

しっかし、北欧デザインの代名詞iittala、arabiaってやっぱり秀逸というか
よく出来ているというか国境を越えて愛される理由があるのだよなぁ。
この前フィンランド、スウェーデンと旅行して来て当たり前だけど
北欧デザインが街に溢れていて、でもイッタラやアラビアに比べると
微かな野暮ったさというか、痒い所に手が届く感が
ないのよね。他の店を見た後にイッタラに行ったら。。。w
origoに関して言えば非常にフォルムが手や唇に馴染むし、サイズもドンズバな
感じでアレだけ色を使っても五月蝿く無いのはさすがだなぁと思いマス。
コーヒー、紅茶は勿論だけど緑茶なんか入れてもあんまり違和感ないし、
自分のお気に入りカップとして自分のリラックスタイムにそばに居て欲しい奴に
なりました。もっともarabiaののムーミンクリスマスイヤーマグも
買ってしまったので、非常に迷うところではあるのだけど。。。w
# by zandacross | 2008-02-05 00:56 | 日記
【歌詞読み】 くるり  jubilee
名曲ぞろいのくるりのなかでも名曲だと。

「Jubilee
歓びとは 誰かが去るかなしみを
胸に抱きながらあふれた
一粒の雫なんだろう」

失った喪失感が大きければ大きい程
どれだけ自分にとって大切な存在だったか。
大きな存在だったか、そんな存在に出会えたからこそ
失う事が辛くて悲しくてやりきれないのだよね。。
だけどやっぱりそんな人間に出会えた事は素晴らしい事だし
人生における歓びなんだろうと。

ということが最近分かりました、俺。w
しかし岸田氏はホントにこういう切ない距離感の名曲書きますね。。。
# by zandacross | 2008-02-04 20:22 | 音楽
エスプレッソはロックで
イタリア人はどうしてこう、食い物の名前にロマンチックな
名前つけられるのだろう?例えば「ティラミス」。
語源は「Tira mi su(私を引き上げて!)」、つまり「私を元気にして!」
という意味らしい。確かにあのもっちりとした食感とココア、
コーヒー、リキュールのほろ苦さが一体と成った味はまさに
「ティラ・ミ・ス!」の名にふさわしいと思う。
メンズはハートブレイクガールがもし近くに居たらティラミスを差し入れて
うんちくたらせば落とせるかもよ。いや、きっと元気になると思うよ。

おっと、閑話休題

で、「エスプレッソ」なのだが、コレは語源諸説あって、
エクスプレス(特急)を意味するイタリア語という説と、
「特別に、あなただけに」という意味だとする説があるのだけど、
どちらも名が体を表すというか、エスプレッソは
1回の抽出で1onz(30cc)のショットが2杯しか出来ないので、
確かに「特別に、あなただけに」という意味でもなるほどと思うし、
抽出してから10秒もしないうちに真っ黒に酸化して風味が変わって
しまうので、「特急」という意味だとしてもナイスなネーミングであると思う。

でも、味の劣化が早いエスプレッソも抽出したてのショットを
すぐに氷を入れたグラスに注ぎ(焼酎やウィスキーのロックの要領で)
味の変化を感じながらちびりちびりとやるのもまぁ宜しいのよ。
熱いと分かり辛い風味とか、丁度いい塩梅に薄まった最後の一口とかね。
生憎エスプレッソほどのナイスなネーミングが思いつかないのだけど。。

(作る時は大きめのロックアイスを!シンプルなだけにそれで全然
味が変わってくるので。)
# by zandacross | 2008-02-02 04:34


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